アプリ計測ツール「AppsFlyer」のデータを取り込む方法をご紹介します。
Appsflyer で計測しているインストール数、イベント数、SKAN などをコンバージョン数として取り込むことが可能です。
以下の手順を参考にしてください。詳しくは、お問い合わせください。
AppsFlyer インストール数を取り込む場合
アカウント名変更
- あらかじめ、AppsFlyer の「Media Source」名を広告アカウントの末尾に追記しておきます。
- 後ほど、AppsFlyer のデータとアカウント単位でマッチングできるようにするためです。
- 例えば、AppsFlyer で Facebook 広告の Media Source 名が「Social_facebook」だった場合は、Facebook 広告アカウント側の名称を「XXXXX」→「XXXXX_Social_facebook」に変更しておきます。
データ出力
- AppsFlyer の管理画面でレポート出力対象のアプリを選択します。
- 「レポート > ローデータ出力」ページに遷移します。
- 「新しいレポート」ボタンを押します。
- 「新規インストール(非オーガニック) > インストール」を選択。
- フィルタは、通常デフォルトのままで良いですが、必要に応じて設定します。
- レポート項目で、必要な項目だけ選択します。(以下例)
- Event Time, Event Name, Partner, Media Source, Campaign, Campaign ID, Adset, Adset ID, Ad, Ad ID, Platform, User Agent
- レポート生成が完了したら、CSV ファイルをダウンロードします。
- ※ CSV ファイルは 5MB 以下、40,000 行以下に抑えてください。
- 参考:AppsFlyer のローデータレポートについて
データ取り込み
- 広告アカウントごとで計測の粒度が違う場合には、広告アカウントごとにデータソースを作成してください。
- 例えば、「AppsFlyer_Facebook」データソースは広告単位で、「AppsFlyer_Google」データソースはキャンペーン単位など。
- データソースを作成します。
- データタイプは「成果一覧データ」
- レベル(粒度)は取り込みたい粒度によって設定します「アカウント単位・キャンペーン単位・広告グループ単位・広告単位」
- マッチング条件は、取り込みたい粒度に応じて、AppsFlyer データの項目名に対応する情報で設定します(以下参考)
- 「Media Source」=「アカウント名」(部分一致)
- 「Campaign」=「キャンペーン名」(完全一致)
- 「Adset」=「広告グループ名」(完全一致)
- 「Ad」=「広告名」(完全一致)
- 集計軸は「Event Time」を指定します。
- 指標では取り込みたい指標を指定します。
- 例えば、「User Agent」(データ件数)
- ※ 行数をカウントする場合は「データ件数」を指定します。
- 必要に応じて、フィルタで除外設定を指定します。
- 例えば「Partner」で特定の代理店名を含むものを除外するなど。
- 参考:成果・売上データの取り込みについて
- 作成したデータソースにデータをアップロードします。
- 初めての成果データ取り込みが完了したら、コンバージョン設定を忘れずに行なってください。
SKAN データを取り込みたい場合
データ出力
- AppsFlyer からは、メディアソース・日ごとにデータをダウンロードします。
- 対象の iOS アプリを選択します。
- 「オーバービュー > SKAN オーバービュー」にアクセスして、最下部の表に移動します。
- Group by で「日付・キャンペーン」を指定して、「>」をクリックしてすべてを表示した上で、「CSV 出力」ボタンを押します。
- ダウンロードした CSV ファイルを加工します。
- 「日付」列を追加して対象の日付を追記します。
- 「メディアソース」列を追加して広告アカウント名を追記します。
データ取り込み
- データソースを作成します。
- 任意の名前をつけます(例:SKAN_Facebook)
- データタイプ「集計データ」
- レベル「キャンペーン単位」
- マッチング条件を追加します。
- 「メディアソース」=「アカウント名」(完全一致)
- 「キャンペーン」=「キャンペーン名」(完全一致)
- 集計軸は「日付」を指定します。
- 指標は「インストール」を指定します。
- 必要に応じてフィルタで除外条件を指定します。
- 作成したデータソースにデータをアップロードします。
- 初めての成果データ取り込みが完了したら、コンバージョン設定を忘れずに行なってください。
※ SKAN データを出力するには、あらかじめ Appsflyer にて各種設定が必要な可能性があります。また媒体によってどの粒度までデータ出力できるかは変わりますので、詳しくは Appsflyer のサポートにご確認ください。
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